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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ウオノエが脱皮していました

先日書き込んだカゴカマスに寄生したウオノエ。

意外なほど大きな反響にびっくりです。

皆さんもウオノエ好きなんですねぇ~(笑)

 

さて、あのウオノエの種類は不明ですが、同じ底引き網ではソコウオノエという種類が割とよく採集できます。

アカムツ(ノドグロ)の口の中から見つかります。

(矢印)大:メス 中:オス 小:未成熟個体

それほど珍しくはありません。

普通種ですし、魚の口から取り出した状態て飼育可能かわからないので、これまで生きたまま水族館に持ち帰ることは無かったのですが…

前回の底引き網(3月13日)で1個体だけ持ち帰り、試験的に飼育してみることに。

 

何事もないまま1週間が経過…

それが今朝、水槽をのぞくと脱皮していました!(笑)

ダイオウグソクムシの脱皮の時にも紹介しましたが、この仲間(等脚類)は、体の後ろ半分を先に脱皮した後 前半部を脱ぎます。

ところが、今回脱皮していたのは前半分。

ということは、後ろ半分は先週の日曜日以前に既に終了していたのかもしれません。

小さなウオノエですら前後の脱皮に1週間以上の間隔があるとしたら…

ダイオウグソクムシ№5の前半部の脱皮はいつになることやら…

【飼育研究部 森滝丈也】

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