今日は、最近、魚などをよくいただいている漁師さんから面白い生物が入館しました。
長さ20㎝ほどでしょうか。石灰質の土管…?
こいつの正体はツツガキ。こう見えても二枚貝の仲間です。
水管が長いツツガキは、普段は半分ほど砂礫に埋まって生活していて、成長にともない石灰質の管を伸ばしていくのです。
こんな貝ですが、先ほど当館の貝販売担当に聞いたところ、収集家には2000円ほどで売れるそうです。
大きいものだと6000円ほどだとか…おぉ意外と高価。
(もちろん、この個体は生きているので販売しませんよ)
食用として流通する種類ではありませんが、漁師さんは食べてみたらしく、味はカキ(牡蠣)みたいだった…そうです。
ちなみにツツガキはカキ(牡蠣)の仲間ではなく、 ハマユウガイ科です。