小学生の頃、音楽室のメトロノーム(リズムきざむヤツ)の針曲げて
怒られたことを思い出しました。釣りバカ飼育員つじです。
さて、つい先日から「ウミサボテン」の飼育試験をバックヤードで始めました。
なんやこれ?
ウミサボテンは海底の砂、泥からニョきっと生えてポリプを開く刺胞動物の仲間。
上の図は業者さんから送られてきた直後で、まだポリプの開く前。
で上の図のように砂を敷いて、飼育開始。左をA、右をBとします。
約3時間後、ポリプ開いたかなっっとみてみると。
も、もぐってやがる・・・。で、翌日
Aはポリプ開いてくれました。
動物には「概日リズム」という約24時間周期のリズムがあります。
で、ウミサボテンにもコレがあるといわれており、
しかも夜にポリプを開くっという情報から、
今回は照明のついてない暗めの水槽を選びました。(外部からの光は入ります)
以下にここ1週間観察した大まかなポリプ開閉リズムをまとめました。
ちょっと@TOBAAQUARIUMで隠れてまうやん!www
横軸が時間を表していて、赤の帯がポリプが開いている時間帯を表します。
気が付きましたか?
夜に開くとばかり思っていたポリプが、昼間に開いたのです。
このデータから、思い当たることがあったので急きょ照明をつけました。
続きは「ウミサボテン~照明・ポリプ編~」で。