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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

何なんすか?

前回お伝えした謎の卵ネタの続きです。

今朝、卵が入った容器を顕微鏡で観察してみると…おぉ!孵化していました。想像した通りのナガムシ状の幼生(?)です。

体長は160μmほど。

画像はこちら↓ 体は伸縮性があって伸びたり縮んだりします。

この幼生?の体には繊毛がはえていて、これを使って結構なスピードで泳ぎ回ります。

プラヌラ幼生みたいだ…

一方で、体の後端には何らかの付着器官があるようで底面に付着することもできます。

 

孵化すれば何という生きものかわかるだろう、とタカをくくっていたのですが、いやぁ全然わかりません。

何なんすか、これ?(笑)

 

少し、ヒルっぽい(ウオビル)かな?との印象もあるのですが、卵はウオビルのものとは全く違います。

繊毛を使って泳ぎ回るところなんかも違うだろうし…

扁形動物(プラナリアの仲間)かなぁ…

 

私は大概の生きものは所属先(分類)がわかると自負していたのですが…コイツに関しては今のところお手上げです。

どなたかわかる方がいれば教えてください!

 

中でも、一番、頭を悩ましているのが…これ↓

卵なんですけどね。最初に見て、細長い体が折れ曲がって入っていると思っていたんですよ。

それがよくよく見て気が付いたのですけど、実は卵の中に2匹ずつ入っているようなんです。

いやいやそんなはずは…見間違いかも、と思って卵を2つ、柄付き針で割ってみました。

直径80μm(0.08mm)の卵を、です。

 

そしたら、やっぱり中に2匹の幼生が入っていて…2匹は割れた卵殻の隙間からニョロリと這い出ると、すぐにピューッと泳ぎ去ってしまいました。…

思わず、嘘やろ!って声を上げてしまいましたよ(笑)。

 

あ、ちょうど沖縄行っていた先輩からお土産もらったんですけど、こんな感じ(?)にどうやら全ての卵の中が双子ちゃんなんです…

こんな生きもの、今までに聞いたことありません…

 

多分、そう長く飼育できるものでもないでしょうし、あと数日で死んでしまうかもしれません。

とりあえず正体不明生物としていくつかをサンプリングして、あとは私の心のX-Fileにしまっておくことにします。

この生きものについて何か情報をお持ちの方がおられましたら是非ご一報ください。

 

そして昼休み…

「え?スズキの卵巣の中に15cmほどの魚が見つかったって!?」

今度は県内の仕出し屋さんからのX-Fileネタです。

すぐに水族館にモノを送ってもらうようにお願いしました。

さて、卵巣の中で見つかった魚の正体とは…(明日あたり届きます・楽しみ!)

 

次回に続く

 

 

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