先日お伝えしたばかりのウミサボテンの幼体ですが、休みをはさんで昨日確認すると大きく成長していました。 ポリプの触手が羽枝状になっています。 4日前の姿。 これを含めて回収した10卵のうち8つはひとまず順調に成長しています
年: 2017年
アフリカマナティーの上唇
いつも紹介している無脊椎動物以外に、私はアフリカマナティーも担当しています。 1996年のアフリカ調査(捕獲・輸送)以来の関わりなので、すでに20年以上になりますが、そんな彼らの かわいい体のパーツのひとつが上唇です。
サンゴ水槽のホシダカラ
エントランスホールのサンゴ水槽の掃除中、珍しい生きものに遭遇しました。 ホシダカラです!観覧面のガラス近くをゆっくりと這っていました。 実はこのホシダカラはこのサンゴ水槽ができた2003年11月に搬入した個体で、もうかれ
オウムガイのウオジラミ(オス)が見つかりました
寄生虫(パラサイト)を書く前に本体のオウムガイ(ホスト)について書けよ、って話ですが、どちらも好きなのでご容赦下さい(笑) さて。 先日紹介したパラオオウムガイに寄生する珍しいウオジラミの仲間Anchicaligus n
パラオオウムガイ 繁殖の第一歩
オウムガイ類の繁殖行動は「交接」で、向かい合わせになったオスが交接腕を使ってメスに精包を手渡します。 交接(画像はオオベソオウムガイ) 精包の中には30cm近くある長い精莢(せいきょう)が入っていて、その中に精子がつまっ