今朝、へんな生きもの研究所で展示中の「アシュラ男爵イセエビ」が脱皮していました! アシュラ男爵イセエビとは、体の中心線で左右の体色が異なるイセエビのことで、某アニメのキャラクターのイメージからスタッフ間でそう呼ばれていま
投稿者: もりたき
去年の夏休みの宿題を持って
時々、夏休みの宿題でオウムガイやダイオウグソクムシなどの話を聞きに来た小中学生が完成作品を持って翌年にまた来館してくれることがあります。それも遠方から。学芸員冥利に尽きるなぁ。 昨日は千葉県から小学6年生(男子)がご家族
パラオオウムガイ№85が産卵しました
先日の火曜日、給餌後に交接しはじめたパラオオウムガイ№88と№85 交接の際、オウムガイ類のオスは丸い精包をメスに渡しますが、この精包の中に精子が入った細長いカプセル(精莢)が入っています(画像はオオベソオウムガイのもの
ヒタチオビの仲間が孵化しました
昨日、6月下旬の沖合底引き網で採集したヒタチオビの卵嚢から5匹の稚貝が孵化しました(ニクイロヒタチオビ?)。鳥羽水族館でヒタチオビの仲間の孵化は今回が初めてとなります。 同じような卵嚢は3年前から見つけていましたが、長ら
パラオオウムガイの交接
オウムガイ類の交接時間は比較的長時間(数時間~)に及ぶ、との報告があります。それなら交接中の個体を見かける機会は多いように思えますが、実際のところ、当館では交接を見かける機会はあまりありません(特にパラオオウムガイ) 受
ヤドカリの貝に居候する生物
先日の宿直の晩のことです。 へんな生きもの研究所の見回り中にタンカクヒメヨコバサミ(6月に底引き網で採集)が背負う貝殻… …の中に正体不明の等脚類(ダンゴムシ、オオグソクムシの仲間)を見つけました。 種類を特定しようとし
Water Bear
7月14日から始まった夏イベント「これウソ・ホント!? もっとへんな生きもの夏スペシャル」でクマムシを2年ぶりに展示していますが、ヨコヅナクマムシの準備数(冷凍庫で休眠中)が少ないため、急遽、別のクマムシもスカウトするこ
タバネサンゴのポリプの増え方
前回の飼育日記で書き込んだタバネサンゴのポリプの成長について、少し解りにくかったかもしれないので補足です。 これは2016年と2018年にタバネサンゴを上から撮影した画像です。 改めて5つのポリプに印をつけて比較してみる
タバネサンゴ 孵化から8年経過しました
コーラルダイビングゾーンで飼育中のタバネサンゴが誕生から8年経過しました(和歌山県の串本海中公園センターさんで2010年7月10日に孵化) タバネサンゴの卵はゴマ粒のようなプラヌラ幼生となり、しばらく海中を泳いだあとに適