皆さんこんにちは、ともちゃんです。
以前に「セイウチにもしっぽがある」という話題を出しました。
セイウチにもしっぽがありますが、他の鰭脚類(アシカ、アザラシ、オットセイの仲間)に比べると短いです。
その前回の飼育日記について「アレンの法則ですか?」という疑問を持った方がいらっしゃいました。
ボクはその時、アレンの法則がどういうものか分かりませんでしたが、少し調べてみました。
アレンの法則とは…
「寒冷気候に適応した動物は、温暖気候に適応した動物よりも手足や体の付属器官が短い」という法則だそうです。
なるほど。
確かに、少し該当することがあるかもしれませんね。
温暖な地域に生息するオットセイに比べると短いセイウチのしっぽ。
サバンナなどに生息するライオンやトラもしっぽが長いですもんね。
この法則に完全に当てはまると言い切れるものではありませんが、セイウチにも該当するポイントがありますね。
今まで、ボク個人の見解としては「寒さの厳しい地域で生息するセイウチは、各部位の体積比を小さくして、体の熱を逃がさないようにしている」と考えていました。
こうしてセイウチに関する疑問が増えるのは、嬉しい瞬間です。
【飼育研究部 ともちゃん】