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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ダイオウとタイワンダイオウ

ダイオウとタイワンダイオウ


夏休みも終わりが近づいていますが、夏の企画展「大発見!ワクドキ深海アドベンチャー ~熊野灘から見る深世界~」は、11月3日まで開催中です!※本展覧会は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けています。

さて、今回の展示の目玉の一つが、日本初公開となるタイワンダイオウグソクムシ(Bathynomus jamesi)です。一見、ダイオウグソクムシ(Bathynomus giganteus)と見分けがつきませんが、以前も飼育日記で紹介したように、実は微妙な違いがあるんですよ。

実際に並べてみると区別できるかなと思い、試験的にタイワンダイオウグソクムシの水槽にダイオウグソクムシを同居させてみました。

「へんな生きもの研究所」から移動させたのは、ダイオウグソクムシ34号(画像左)。

少し興奮気味のダイオウ34号が泳ぎ出そうとした瞬間!隣にいるのはタイワン4号(メス)

ダイオウと比べてタイワンダイオウの方が、若干ひらっべたい感じがしますが、思ったほど見分けがつきません…(私はすぐに区別できますが)

ひとまず同居展示は辞めにして、ダイオウ34号はへんな生きもの研究所に戻ることになりました。上手く比較展示ができるようであれば、再度挑戦するかもしれません。

タイワン4号

【飼育研究部 森滝丈也】

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