先日紹介したヤマトトックリウミグモの摂餌(と思われる)行動ですが、あのあと2回ほど確認したのですが、どれも大胆な「イソギンチャク突入スタイル」でした。
どうやらこの摂餌スタイルは個体差のよう。このコはこういう食べ方なんだろうな。
これだと逆にイソギンチャクに消化されないのか少し心配になりますが、しばらくすると吐き出されて、ウミグモ自身は問題なし。
どうもウミグモは餌として認識されていないようです。このあたりも興味深いですね。
以前(2020年)飼育していた個体の場合、確認した6回とも上手に吻だけを挿し込んで摂餌していたので、これが本来の(正しい?)食べ方だと思うのですが…
【飼育研究部 森滝丈也】