メイン担当ではありませんが、私はいつも紹介している無脊椎動物以外にアフリカマナティーも担当しています。1996年6月にアフリカのギニアビサウからやって来たオスのかなたは水族館生活がすでに25年になりました。
午後はプールの底でひっくり返って昼寝(?)をしていることが多いかなたですが、先週の金曜日はメスのみらいを追いかけ回して抱え込むなど、かなりハッスルしていました(未遂で終わりましたが…)
こうやって見ると、アフリカマナティーの前肢はメスをしっかりとハグ(保定)できるよう、意外と長いことが分かりますね。
ところで、夏の間は餌の牧草が少し硬めなこともあって、かなたは牧草よりもロメインレタスを好む等、少し摂餌ムラの傾向が見られます。ところが、昨日は珍しく、好物のロメインレタスだけでなく、牧草もアマモもむしゃむしゃ活発に食べていました。
食欲の秋 到来!でしょうか。
夏が過ぎて、少し牧草がやわらかくなったからかもしれませんね。
そんなこんなで、アマモをむしゃむしゃ食べるかなたの姿を撮影することができました。
【飼育研究部 森滝丈也】