はじめまして!あやねんです!
入社して1年1ヶ月でいよいよ飼育日記デビュー!
飼育員になったばかりだからこそ、皆さんに近い目線で、動物たちを見たり感じたり出来ると思うのです!
私の小さな発見を、動物の力を借りて楽しくお届けできるように頑張ります!
水族館に来ると、動物がご飯を食べている場面に遭遇することがあると思います。
普通にご飯をあげれば食べてくれると思いませんか?(私もそう思っていました)
実はそんな単純なことではなかったのです…
この子はもう少しで2才になる、ミナミアフリカオットセイの男の子、ひじき君です!
口がゆがんでる…笑
ひじき君、ある日突然ご飯を食べなくなったのです。
体調は元気そうで、お腹も減っているはずなのに…
しかも、先輩トレーナーが給餌すると食べるのに、私からは食べないのです…
食べない理由をたくさん考えて、自分の行動を変え、原因と考えられるものを潰していく。
先輩にアドバイスをもらい、必死に考えても分からず、心が折れかけたとき、突然ひじきはご飯を食べはじめたのです!
食べなかった本当の理由はひじきに聞くことが出来ないので分かりません。
ですがこのとき、〝動物の言葉を話せない私〟と〝人間の言葉を話せない動物〟が関わることの難しさ、面白さを感じました!
皆さんが何気なく見ている一場面にも、こんなエピソードが隠れているかもしれません…
【飼育研究部 あやねん】