サンゴ水槽の岩陰に以前から気になる生きもの?がいます。長さ2-3㎝ほどで、手触りは割と柔らかく、指で触ると簡単に曲がります。
根元を見ると、どうやらカイメンの仲間のようですね(種類は不明)
今回、確認のため、初めて顕微鏡で拡大して観察してみることにしました。
枝全体が細いガラス質の骨片で構成されていました。
やはりカイメンの仲間のようです(種類は不明ですが…)。
種類は特定できませんでしたが、拡大するとガラス細工のツリーのようで、なかなか美しいじゃないですか。偶然、枝にかわいい星型の珪藻が2つ付着していましたし、少し気の早いクリスマスツリーのようです。
ちなみに、この星型の珪藻は特に珍しい種類ではありません。
顕微鏡で観察しているとよく見かけます。以前にはこんなたくさんの☆を見かけたこともありますよ。大きさは幅0.15㎜ぐらいです。
【飼育研究部 森滝丈也】