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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

師走も第4コーナーに突入です

1日1更新を目指していますが、ちょっと中だるみですねぇ私の飼育日記…

 

12月に入って忙しさに拍車がかかっています。

12月に入ってすぐの週末は棘皮動物研究集会に参加するため茨城県まで出かけました。

翌週はオウムガイの研究者さんが来館。ウチで孵化した個体の殻を試料提供して興味深い話も聞くことができました。

宿直で迎えた3週目は熊野灘の沖合底引き網漁船に乗船~。翌日はタコ・コウイカの腎嚢に寄生するニハイチュウの研究者さんが来館し、コウイカを解剖してニハイチュウのサンプリングをお手伝い。新種のニハイチュウがどんどん見つかりそうです!

この間お正月イベントの用意をしつつ…

一昨日はクマムシの研究者さんが来館。へんな生きもの研究所での展示再開に向けて器材の提供やアドバイスを受けたり…(新年には展示再開しますよ!)

そして昨日はお正月イベント用の生物を受け取りに名古屋の空港まで…

あぁ~クリスマスもまだなのにお正月イベントで頭がいっぱいです(笑)

そしてとうとう4週目に突入しました。あ、クリスマスにはラッコの着ぐるみにも入りますよ!

もちろん通常業務の餌やり、潜水掃除もやっていますよ(私も海パンはいてません!)

 

そうそう、前回飼育日記に書き込んだばかりの未記載種と思われるスイクチムシ(カンムリヒトデに寄生)はさっそく共同で研究を開始する運びになりました!

 

そんなバタバタでも…安心してください、飼育日記は書き込みますよ!

小ネタですけど。

 

今回のネタはへんな生きもの研究所のマボヤです。

こう見えてもホヤは我々セキツイ動物に近縁な動物群で、同じ脊索動物門の一員です。

幼生はオタマジャクシに似た姿で泳ぎ、着底するとこんな姿に変わります。

食材としても魅力的。私の大好物です!(もちろん展示個体は食べませんよ)

 

ホヤの仲間はプランクトン食なので、入水口から海水を吸い込み、プランクトンを濾し取って出水口から海水を出します。

さて、どちらが入水口で出水口かわかりますか?

縮むと簡単に見分けられます。

(+)の形になるのが入水口で(-)になるのが出水口なのです。

その入水口側にはなぜか1匹のクモヒトデの仲間がずっとくっついています。

この場所から移動しません。

入水口側なので水の流れがあるのでしょうか。

もしかしたら一緒に流れてくる餌を待ちかまえているのかもしれません。

なかなか可愛いヤツです。となりの出水口側に移動させたらどうなるのか?

試してみると面白そうです。

【飼育研究部 森滝丈也】

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