何かに襲われるとしたら、テヅルモヅルに食べられてみたい…密かな欲望です(笑)
さて。
へんな生きもの研究所のセノテヅルモヅルに、餌として主にアミ(エビに似た小型甲殻類)を与えています。
アミ以外にも冷凍コペポーダ(ケンミジンコ類)も与えたりしますが、セノテヅル№5には気が向いたときにもっと大きな餌(オキアミ)を与えてみることがあります。
大きな餌をつかまえて丸飲みする姿、萌えますね。
最近までセノテヅル№5にはモヅ子ちゃんがすねかじりしていて、口に腕を突っこまれていました(餌の横取り?)
そのため№5が大きな餌を口に運ぶ姿はなかなか目にすることができませんでしたが…
そのモヅ子ちゃんが最近、№5から№6へお引っ越し。
それで今回、チャンス到来!とばかりに№5にオキアミを与えてみました。
おぉ反応良くオキアミを絡め取って自分の口元へ運んでいくじゃないですか!
頃合いを見て、裏側の口元を観察してみます。
モジャモジャの腕の茂みをかきわけると…あぁ、まさにオキアミを丸飲みの最中!
満足…
ひとつ不思議なのは、どの個体でもこのように大きな餌を丸飲みするわけではないということ。
例えば№5はオキアミを食べますが、ほぼ同じサイズの№6はオキアミは受け取ることすらしません。
過去にはメダカを丸飲みする個体もいましたが、同時に飼育していた別個体は全く食べなかったり…
個体差でしょうか?
このあたりの行動差は興味があるので観察を続けていきたいと考えています。
【飼育研究部 森滝丈也】