エントランスホール入ってすぐのサンゴ水槽。
ミドリイシをはじめとする造礁性サンゴが調子良く成長中…私の一番好きな水槽です。
その中にピンクのハイマツミドリイシがひとつ。
ピンクのハイマツミドリイシは、あえて青紫のスギノキミドリイシの中に配置してみました。
元々、青系のサンゴは複数種いるので、絶妙なグラデーションで美しかったのですが、ここにハイマツミドリイシを配置すれば、ピンクがワンポイントになってさらに全体の魅力が増しますね。
色彩的にまとまった印象。
実は購入時、値段安めの「グレードB」の表示だったこのハイマツミドリイシ。
色が悪く、水槽での色揚がりに期待!ということだったのですが、見事に化けてくれました。
今、水槽の中でどんどんピンクが増して、こんな美サンゴに!
ミドリイシの中はこんな風に飼育環境によって色合いが変化するところが魅力ですね。
7月31日に入館して2週間後の姿。もともとピンクが強い群体でしたが…
さらに3週間でもっとピンクに!中央にヒメキモガニが隠れています。
ピンクの色揚げ、維持は難しいようですが、今の水槽の明るさが維持できればピンクも安定するのでは…
今、私がいちばんお気に入りのサンゴです。
…が、お客様は「目立ちすぎるイソギンチャク」センジュイソギンチャクの真理子さん+カクレクマノミばかり注目していますね…(笑)
ミドリイシにも注目ですよ。
【飼育研究部 森滝丈也】