前回の日記が意外に好評だったので、調子に乗ってウニコレ第3弾です。
今回紹介するのはナガウニ科の3種。
この科はウニ類の中でも一番新しく出現したグループらしく、言ってみれば歴史の浅い新参者。
上から見ると殻がこんなふうに楕円形をしているので、(長ウニ)なのですね。
次に紹介するのはジンガサウニとパイプウニ。この2種は棘があるときは、それぞれかなりユニークな姿をしているのですが、殻だけになるとこんな感じ。
やはり少し楕円形してます。
ハダカにすると、同じグループなだけあって意外に似ています。
さらによく見るとこんな相似点も。
これは真横から見たところなのですが、この3種はこんな風に下面が彎曲しているのですね。
理由は知りませんが。(注:ナガウニ科のウニが全てこのような形をしているわけではありません)
それでは、お待ちかねのハロウィン特別企画「ウニ・ジャックランタン」です。
あら、意外とフツーに綺麗。
じゃ、あとの2種は?
実はジンガサウニとパイプウニは石灰化が強い(=殻が厚い)種類なので、光がどんな感じに漏れるのか、期待半分不安半分でした…
まずはジンガサウニから↓
殻の色が残っていたので、きれいな赤紫色です。
溶鉱炉から取り出したばかりの鉄の塊のような…
あぁ!岩手名産、南部鉄の鉄瓶だわ、これ(伝わりにくっ)
最後に、パイプウニです。これが一番ぶ厚い殻でしたが、こんな感じ↓
おぉ!陶器のランプシェードからもれ出たかのような、柔らかな灯り。大きな突起も良い感じにアクセントになっています。いや、これホントにキレイだわ。
製品化できそう(笑)
追記)これまでに紹介したウニ殻は秋イベント「鳥羽水族館で栗ひろい!?」に乗っかった日記上だけの企画モノです。よって、イベントではウニ殻の展示はおこなっておりませんのでご了承ください。