先日、たくさんの深海生物(テヅルモヅル等)が入館したと書き込みましたが、ある程度仕分けして、雑多なものはカゴの中に入れたまま放置していました。
それが、先日の宿直の晩。あらためて暗闇の中で懐中電灯で観察をしていてキラキラ光る木の枝のようなモノに気がつきました。
調べてみるとキンヤギ属の1種のようです。
この仲間は、一般に100m以深に生息するようです。
既に死んでいて共肉は はがれていましたが、この仲間は骨軸の表面が滑らかで 金色の光沢を持つ種類が多いそうで、とても美しい姿が印象的です。
まさにキンヤギ 黄金の枝。
共肉が薄いので、生時もこの骨軸の光沢は透けて見えるそうです。
いつか生きた状態で飼育できれば面白そうですね。