これまでに何度か飼育日記で紹介している、重なるウニPrionechinus forbesianusですが、実は正式な和名がありませんでした。 そこで、この度、和名を提唱しました。 ずばり「カガミモチウニ」です。 実は、学
カテゴリー: 08 無脊椎動物
キプリス幼生が脱皮しました
先日(4/12)の飼育日記で、無給餌で飼育していたアカヒトデシダムシのノープリウス幼生がキプリス幼生に変態したと紹介したばかりですが… 数日後、そのキプリス幼生がまた脱皮をしました。今回は脱皮殻がきれいに残っていました(
テンプライソギンチャク
鳥羽水族館ではテンプライソギンチャクを通年飼育しています。 このイソギンチャクは2年前に東京大学の研究チームが新種記載したもので、カイメンと共生するという特殊な生態を持ちます。 カイメンに包まれた姿がエビの天ぷらに似てい
アカヒトデシダムシのノープリウス幼生が変態しました
シダムシ好きの皆さん、こんにちは! 先月初旬、展示水槽で飼育していたアカヒトデを春休みイベント用に移動したところ… 水温変化が刺激になったようで、アカヒトデの体内に寄生していたシダムシが子供(ノープリウス幼生)を産みまし
オオグソクムシのウスエボシガイ
去年10月に尾鷲沖水深230mで採集したオオグソクムシの腹肢にウスエボシガイの仲間が付着していました(エボシガイ類は固着性の甲殻類の仲間です)。 ウスエボシガイの仲間はカニなど甲殻類に付着する習性が知られていますが、オオ
ヤドカリスナギンチャクの再生
昨年末から飼育している新種「ヤドカリスナギンチャク」。 学名はEpizoanthus xenomorphoideusで「エイリアン(ゼノモーフ)に似た」という意味です。スナギンチャクの群体が卵から孵化した直後のフェイスハ
オオベソオウムガイが発生中
先日、オオベソオウムガイの卵に嬉しい兆候を確認しました! 孵化水槽で管理している卵(9月6日産卵)ですが、どうやら無事に発生が進んでいるようです。卵殻越しにオウムガイの胚殻がうっすらと見えます。 2月8日の時点では何も見
サンゴ水槽のメンテナンス
新型コロナウイルス対応の休館中に、集中的にサンゴ水槽のメンテナンスをすることにしました。 ここ数年、スズナリイソギンチャクという悪さをする小さなイソギンチャクが水槽内に大繁殖していて、対応に苦慮していたのです。 ナメクジ