地味ネタなので備忘録的に掲載します。 3月15日の深海底引き網生物採集でトヤマヤツデヒトデCalasterias toyamensis Hayashi, 1975 を1個体採集しました。 採集場所は尾鷲市三木
投稿者: もりたき
ムラサキヌタウナギの卵
先日お伝えしたムラサキヌタウナギの卵ですが…やはり未受精卵だったようで状態が歪に変化しはじめたものがちらほら。 そこで明らかに死卵だと判別できたものを数個処分しました。 卵の長さが2㎝ほどある大型卵。 卵殻を破ると、かな
風前の灯火!ロクソミトラ
たびたびお伝えしている、へんな生きもの研究所オニダルマオコゼ水槽のロクソミトラの仲間(内肛動物)の近況報告です。 単体で生活する内肛動物は、基本的に他の生物と共生生活するものだと長らく考えられてきましたが、最近は特定の寄
ダイオウゴカクヒトデの皮鰓
今夜は宿直。 明日は(というか、あと数時間後ですね)いよいよ「奇跡の森」がリニューアルオープン! 先ほど夜の巡回でしっかりスナドリネコに威嚇されてしまいました(笑) さて。 先日入館した日本最大のヒトデ類「
ムラサキヌタウナギの卵
原始的な魚類、ムラサキヌタウナギ 3月上旬に産卵したのですが、胚発生が確認できるのは数ヶ月後らしい。 ただいま経過観察中…果たして受精しているのか? ところで、卵の両端には突起があって、マジックテープみたいな役目をしてい
「叉棘キノコ(仮称)」の正体…
先日の飼育日記で紹介した、水深200mから見つかった「叉棘キノコ(仮称)」 深海の謎生物の正体は一体!?…複数の研究者から叉棘がヒトデのものに似ているから棘皮動物ではないか?と指摘がありました。 深海の沈木にはシャリンヒ
ツリガネボヤの仲間が入館しました
先日の深海底引き網採集ではありませんが、同じタイミング、海域で採集されたホヤが入館しました。 深海のホヤと言えばオオグチボヤが有名(比較的ね)ですが、これもなかなかユニークな姿。 長い柄の先に本体がぶらさがった格好。 ホ