釣りバカ飼育員つじです。
全ての生物が共通して常軌を逸する瞬間があります。
それは「食う」ときだと私は思っています。
いわゆる捕食ってヤツです。
特に自然界の動物においては、獲物を捕らえないと
自らの生命に関わるのですから。
ですので、水族館、動物園においても
「餌やりタイム、お食事時間」は
お客様に人気があるのだと私は思っています。
前置きが長くなりましたが、
現在鳥羽湾で食い気が高ぶっている生物がいます。
それを見せたくて、同期のつっきーを誘って夜の海に繰り出しました。
ターゲットはジンドウイカ。
内湾を好み走光性があるため、
このような常夜灯が照らすような場所に集まってきます。
あ、もちろん私が釣り竿を構え、つっきーがカメラを構える
同期がなし得る黄金のフォーメーションw
で、
こんなふうにジンドウイカの群れが回遊してきます。
その数は50を軽く超え、
水面直下を泳ぐため、風がないとイカの群れで水面がざわつきます。
そして、足下までやってきたイカの群れ↓
に、エギ(イカを釣るルアー)を落とします。
写真中央の緑色が私の操作するエギです。
このあと左下のイカがエギにアタックしてきたので・・・
サクッと釣ったりましたw
外套長12cmにしかならない小型のイカですが、
いっちょまえに触腕を伸ばして捕食しているのが分かります。
そして、色素胞がすごくきれい・・・。
こんな綺麗なイカ、水槽で見たいですよね?
このイカが展示されるかは・・・
釣りバカ飼育員次第ですw
現在は残念ながら展示していません。
なぜなら、7/13にせまった
へんな生きもの研究所の準備に追われているからw
落ち着いたら水族館裏で釣って、展示する予定です。
へんな生きもの研究所、ジンドウイカとも、
こうご期待!!!