砂の中からニョキッと出ている姿が大人気のチンアナゴたち。
鳥羽水族館では同じ水槽内に・・・
ダルメシアンのようなブチ模様の「チンアナゴ」
オレンジと白のコントラストが見事な「ニシキアナゴ」
そしてまさに真珠のような白い斑点が並ぶ「シンジュアナゴの仲間」の3種類が暮らしています。
「シンジュアナゴの仲間」としているのは海外から来た種類であるため、正式な和名がついていないのです。
そんなチンアナゴたちですが、夜になると身を守るために砂の中に潜ります。
なので、夜に水槽を見ると誰もいないような水槽になるのですが・・・
しかし!!
ある日の夜、シンジュアナゴの仲間がこんな状態で見つかりました。
これじゃまったく身を守れていません。
さらに、違う個体はこんな感じに・・・
まさに頭隠して尻隠さず。あ、尻ではなく尾ですね。
ちなみにチンアナゴなど、一部のアナゴの仲間は尾の先に尾びれがなく、尖って硬くなっているのです。
この硬い尾のおかげで、砂を上手く掘ることができるのです!
【飼育研究部 やまおか】