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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

マナティーのいいところ。③

とうとう3回目となりました「マナティーのいいところ。」、最後の1つは・・・

「まばたき」!!

今回はマナティーのこのちいさなちいさな目に注目です。

さて、わたしたち人間やほとんどの動物は上のまぶたと下のまぶたをあわせて、

このようにまばたきをしていますよね。


しかし海牛目のマナティーはというと、、

マナティーのまばたきは本当に少なくて中々写真におさめることができませんでした。そこで同じ海牛目のピンチヒッター、ジュゴンのセレナに登場していただきましょう。

これが

こう。

おわかりいただけましたでしょうか?

実は、マナティーやジュゴンには上や下のまぶたが存在しません。周りの皮膚ごと筋肉を収縮させることで「ぎゅっ」とまばたきをしています。

絵にするとこんなかんじ↓

セレナのまばたきは朝見られることがおおく、マナティーたちはごくたまーにしているのを見かけます。マナティー水槽には、昼頃になると光が差し込むのですが、その光の筋にマナティーが入った時などは眩しくてまばたきをしているかも。。

みなさま、マナティーたちのつぶらな瞳にぜひご注目下さい。「ぎゅうっ」というまばたきの可愛さに、きっと胸がぎゅうっとなること間違いなしです!!

さて、これまで3回にわたってマナティーを紹介してきました。マナティーに少しでも親しみを感じてくださる方が増えれば!、と思います。それではまた新シリーズでお会いしましょう。

【飼育研究部 しんたに】

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