既にHPでお知らせしていますが、鳥羽水族館で飼育中のアフリカマナティーの「かなた」が6月13日で入館20周年を迎えました。
これを記念して、6月11日(土)より「入館20周年イベント」としてアフリカマナティー飼育の歴史を振り返るパネル展を開催しています。
実は10年前にも同じようなパネル展をしているのですが、それからもうさらに10年も経過したとは…まさに光陰矢のごとし(笑)
実は、私も調査隊の一員としてアフリカのギニアビサウに行かせてもらっていましたが、今日、パネルを見た同僚に「当時の森滝さんは(年の割に)老けていましたねぇ」と言われました…過酷な調査で疲れていたのでしょうか(笑)
さて。
20年前のかなたも今とは随分顔つきが違います。
こちらが20年前のかなた(もちろんまだ名前はついていません)
これはアフリカの川から蓄養プールに運ばれた直後(翌日)ですね。
ずいぶん疲れた顔をしていますが、実は、プールに搬入したその夜にかなたはプールの壁を倒して水と一緒に脱走してしまったのです。
夜中に総出で再びかなたをプールに戻しましたが、それも今となっては懐かしい思い出です。
こんな苦労話もパネル展で紹介しています。
ぜひご覧ください。
おまけ。
【飼育研究部 森滝丈也】