どーも、釣りバカ飼育員のつじです。
水族館の魚や生き物は、地元の漁師さんだったり、水産関係の業者さんから仕入れます。
先日、水族館に魚類を仕入れていると、
「これもサービスであげるよー」
と業者さんからいただいたのがコレ。
ホラ貝であります。「食べれるでー」とのこと。
というわけで、実際に食べてみました!!(*グルメ日記ではありません笑)
さてまずこの貝、辞典で調べたところ、『ボウシュウボラ』というホラ貝の仲間のようです。
①貝をブラシで擦って汚れを落とします。
②タジン鍋に料理酒と共に入れて酒蒸しにします。
③フォークで中身を引っこ抜きます。
④内臓を取り外します。
~内臓を食べない理由~
*ホラ貝はヒトデなどを食べる肉食性の貝です。
ゴカイ→ヒトデ→ホラ貝というような食物連鎖があるのですが、その段階で、何らかの化学物質が生体内に取り込まれると、その濃度は
ゴカイ<ヒトデ<ホラ貝 と、食物連鎖が進むにつれて、化学物質の濃度は高くなります。これを生物濃縮といいます。化学物質が蓄積する場所は内臓です。よって内臓は食べません。:ちなみに、サザエやアワビは草食性だからキモもおいしくいただけます。
⑤身を薄く切って
いざ、実食!
・・・食べられる・・・というか・・・ウマイ!
ものすごくコリコリしていて、弾力があって、風味があって、
グルメレポーターではないので、これ以上表現できませんが、
結果、ホラ貝は美味しかったです(笑)
ホラ貝の味について気になる方は、釣りバカ飼育員のつじまでどうぞ!