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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ゾウリエビのニスト幼生

「漁師さんが、謎の生きものを持ってきてくれました~」との連絡があり営業事務所へ…

行くと、すでに多くのスタッフと漁師さんが取り囲む机の上に置かれたカップ酒…

その中にいたのは~

大きさは全長5センチほど、透明です。

正体は、ゾウリエビの赤ちゃん(ニスト幼生)です。

イセエビの赤ちゃんは、以前紹介しましたが、ゾウリエビの赤ちゃんはまだでしたね。

ゾウリエビの赤ちゃんも最初は、イセエビと同じで親とは全く違う姿形をしています。

赤ちゃんは、フィロソーマ幼生と呼ばれ透明で平べったいクモのような姿をしています。約1年間海を漂って成長します。

その後、変態をしてガラスエビと呼ばれる透明な体をした小さなエビになります。

そのガラスエビの事を、イセエビの仲間だとプエルルス幼生と呼び、ゾウリエビやウチワエビのガラスエビのことをニスト幼生と呼んでいます。

ちょっとややこしいかな??笑

ま、大きくなるとこ~なります。

ゾウリエビです。

よくよく見れば…同じに見えますよね?

※ ゾウリエビの赤ちゃんは、しばらくバックヤードで飼育をしてみます。展示は未定です。

 

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