パラオオウムガイはパラオ周辺に生息する種類で、国内では鳥羽水族館だけで飼育されている希少種です。
去年の秋に担当が変わったこともあり、先日、久しぶりにパラオオウムガイの卵の状況を確認したのですが、いくつかで発生が進んでいました!
一番胚発生が進んでいる卵は、卵殻の隙間から既にオウムガイの姿が見えはじめていました。
これは発生開始から8ヶ月ほどの状態だと思われます。上手くいけば3月か4月に孵化するので期待が高まります。
お客様から見えやすい位置に卵の向きを変えたので、是非、発生中のパラオオウムガイの卵をご覧ください。
【飼育研究部 森滝丈也】