皆さん、こんにちは。りゅうざきです。
歯と口の健康週間リレー6日目は奇跡の森で暮らしているスナドリネコついて。
こちらを威嚇して、大きな口を開けてくれている時にパシャリ!!
ネコ科動物は顎の筋肉が発達しており、鋭い犬歯(牙)で獲物を仕留めます!
犬歯の側面はナイフのように鋭く、獲物の体に深く差し込んで取り押さえます。
前歯にあたる門歯は、獲物の毛をむしる為に使われているようで餌を食べる時はほとんど使わないみたいです。
犬歯の奥に見える鋭く尖った上顎の第4前臼歯と下顎の第1臼歯は、肉を裂く時に使い裂肉歯と呼ばれています。
ネコ科には食べ物をすりつぶす為の平たい臼歯が無いので切り取った肉はそのまま丸のみしているんです。
その為、ネコ科はイヌ科に比べて歯の本数が少ないのも特徴です^^
そしてそして、綺麗好きなスナドリネコは給餌後に毛づくろいを欠かしません!
舌の表面には乳頭突起があり、ザラザラしています。これは骨についた肉を舐めとるときや毛の汚れを舐めとるときに役立っているんですよ^^
生後間もない頃のスナドリネコの口の中はというと、、、
こんな感じです。もちろん歯は生えていません。目もまだ開眼していませんね^^
堪らなく可愛い時期に担当者はメロメロです♡
歯は生後約2週間で生え始めます。それまでは私たち人間と同様ミルクを飲んで育ち、徐々に肉も食べられるようになります。
生きていくために欠かすことのできない歯の有難みを感じつつ、日頃の歯磨きや定期健診も行っていきましょう。
さて、明日は飼育日記リレー最終日【まてぃ】さん!!よろしくお願いします♪
【飼育研究部 りゅうざき】