日本の川ゾーンで展示されている陸ガニ類(ベンケイガニ・アカテガニ・アシハラガニなど)は隠れた人気生物ですが、冬場は展示数が減少してしまいます。
というのも、採集できるシーズンが5~10月と短く、秋・冬・春には追加採集できません。さらに、けっこう共食い傾向が強いので、寒い時期にどうしても展示数が少なくなります。
そこで、今年から試しているのが、餌を従来の「赤虫+配合餌料」から「オキアミ」に変更するという手段です。
カニに必要な栄養素はやはり甲殻類の餌に豊富なので、それを十分に与えることで共食いを防ぐ効果があるのでは?と考えました。
当初はクリル(乾燥オキアミ)を与えてましたが、、、高い。
なので、最近は少々手間ですが冷凍オキアミを少しずつ解凍して与えています。
結果、、、おそらくですが、共食いは少々抑制され、前年までよりも展示数が維持できているように思います。
かみおか