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いつもお世話になっている菅島の漁師さん（幸進丸）から、久しぶりにゼブラガニをいただきました。
さっそくへんな生きもの研究所で展示開始です。
このゼブラガニはイイジマフクロウニやラッパウニなどに共生してその棘や管足を刈り取って食べてしまう習性を持つので、ウニにとっては甚だ迷惑な存在ですが、ゼブラ柄と姿が格好良いので私は好きですね。
鳥羽周辺ではイイジマフクロウニに共生していることがほとんどです。
今回は1匹のウニに2匹のゼブラガニが乗っていました。
2匹は特に縄張り争いをする様子も見られず落ち着いているので、もしやと確認したら、やはりオスとメスでした（画像左側、体色が薄い方がメス）
ひとまず名前は、ゼブ男とブラ子とでもしておきましょうか（適当）
ところが、搬入後しばらくしてから確認したら、ゼブ男は同じ水槽に元々いた別のイイジマフクロウニに引っ越ししているじゃないですか（こちらにはゼブラガニはいませんでした）
どうやら近くに空き物件がある場合はペアでいるよりも別居を選ぶみたいですね（去年も同様のパターンがあったことからの推測）
こちらはブラ子
【飼育研究部 森滝丈也】
