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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

調餌しない日はない。

調餌しない日はない。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

YouTubeにセイウチの調餌(エサ切り)の動画がUPされているので、お時間ある時にご覧ください!

https://youtu.be/O8ZAwxXeSC4?si=0pOSp3wPNW_WCD3D

 

飼育日記でも度々話題にしてきたセイウチたちのエサ。

飼育管理する上で最も重要な問題です。

彼らの命に直結するため、手を抜く事は許されません。

 

現在、当館のセイウチにはサケ、シマホッケ、マホッケ、スプラット(ニシン科の小魚)、イカナゴをメインとしてウチムラサキガイやアマエビなども与えています。

鳥羽水族館はセイウチを飼育開始してから今年で18年が経過していますが、今まで使用していた餌料種にはアジ、サバ、タラ、マグロ、ツバス、イカなどもあります。

動物種はもちろん、性差や年齢、飼育環境、そして海で泳いでいる魚が無限に獲れるわけでもないので、餌料種が変わっていくこともあります。

 

調餌では、内臓を取ったり、腐敗していないか、鮮度が悪くないかなどを選定しています。

私たちもご飯粒がカピカピにこびりついたお茶碗にご飯が入れられていたら…どうですか…?

エサとなる魚自体はもちろん、それを入れる容器であったり、使用する包丁やまな板は清潔に保つことが大事です。

彼らの大切な餌を準備することは、責任感があると同時にとても幸せです。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

 

 

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