少し前に紹介した、へんな生きもの研究所のアカゲカムリ。いつもイガボヤを背負っているあのコです。
そのアカゲカムリが、今朝見ると、きれいに脱皮していました!右が脱ぎ捨てた殻。一回り大きくなっていますね。
最近、餌を食べていなかったので、そろそろ脱皮が近いかと思っていましたが、いきなりでした。
気持ち良いぐらいの脱ぎっぷりです。
さて、脱皮と言えば、こちらの近況も。今朝のダイオウグソクムシ№28です。奥にいるのが№28、手前は№32。
上から見ると…こんな感じ。
ダイオウグソクムシなど等脚類の脱皮はカニやエビと異なる「二相性脱皮」。一気に全部は脱ぎません。まず初めに体の後半(第5胸節以降)を脱ぐのです。
その際、体の後半部の成分を一旦、前半部に移動させるようで、それで前半部の色がどんどん白く変色していくのです。
この色の変化で脱皮の時期を予想しています。今回の予定は1月末、もしかしたら2月になるかもといった感じです。
【飼育研究部 森滝丈也】