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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

セイウチの雄叫び。

セイウチの雄叫び。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

2023年が始まって早くも5日が経とうとしています。

時の流れは早いものです。

 

セイウチたちはオスメスともに毎週のように体重が増えています。

発情の時期に向けての準備は着々と進んでいるようです。

発情の時期に入っていくにつれて変化するのは体重だけではありません。

音声コミュニケーション(鳴音)も活発に観察することができます。

 

セイウチは他個体や親子間、また発情時期にはオスがメスを誘うような音声コミュニケーションをとることが調べられています。

多くの研究は野生下での観察ですが、飼育下でもセイウチが発する鳴音が観察されています。

個体間によって差はあると思いますが、鳥羽水族館のセイウチ水槽前でも「ピ―(口笛)」「プィ~ン」「カンカン(咽頭骨から?)」と色んな音が聞こえてきます。

主にオスのポウちゃんが発することが多いです。

 

あと最近よく聞くのは「ヴォオォオォオォ」といった轟くように発する音です。

雄叫びのようなこの音は、閉館間際の夕方の給餌終わりくらいによく聞きます。

 

これからの時期はセイウチたちの野性味あふれる姿を見ることができるタイミングです。

飼育場は屋内で寒いですが、暖かい服装で是非ご覧ください。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

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