先日、ミナミアフリカオットセイの白内障の手術を行いました。
当館での白内障手術を行うのは4回目。
麻酔管理を当館の獣医師及びサポート役に飼育員。
手術を眼科専門医に行っていただきました。
手術は無事に成功し、現在は術後管理で点眼と内服薬をしています。
白内障は動物たちが見える視界が狭くなってしまったり、物体自体も視認しにくくなってしまいます。
以前に手術したアザラシは視力が回復し、トレーナーのサインを認識したり、
投げた氷を口でキャッチ出来るようになったりと動物たちの行動も術前とは大きく変化しました。
今回の個体もしっかりと術後管理をして、動物の生活の質を向上していければと思っています。
素晴らしい技術を提供してくださった先生方、本当にありがとうございました。
【飼育研究部 おーむら】