皆さんこんにちは、ともちゃんです。
普段はセイウチの担当をしているともちゃんですが、1ヶ月ほど前からアシカやアザラシのトレーニングを見学させてもらっています。
鳥羽水族館で飼育されているアシカ科は「カリフォルニアアシカ」「オタリア」「ミナミアフリカオットセイ」「トド」の4種。
アザラシは「ゴマフアザラシ」「ハイイロアザラシ」「バイカルアザラシ(他チームが担当)」の3種です。
アシカはセイウチに比べると体も小さく体重も軽いですが、とても俊敏な動きで餌の与え方も違えば、接する距離感も違います。
アシカには出来てセイウチには出来ないこともありますし、セイウチには出来てアシカに出来ないことも当然あります。
ですが、動物種が違うトレーニングは双方において応用できる可能性を秘めています。
鯨類や鰭脚類はもちろんのこと、鳥やハ虫類、今では色んな動物に対してトレーニングが行われています。
動物種が違えど、基本は同じです。
アシカやアザラシを見ていると、セイウチに対するトレーニングのヒントが沢山隠れています。
色んな動物に応用してもらえるようなトレーニングをセイウチと進めていきたいと思います。
【飼育研究部 ともちゃん】