皆さんこんにちは、ともちゃんです。
先日、健康診断(人間の)がありまして、身長が縮んで体重が増えていた自堕落ともちゃんです…。
普段からセイウチたちの健康管理には気を付けていますが、自分の健康管理も気にしなければ。
セイウチの健康管理は日々のトレーニングの賜物です。
採血や体重測定、体温測定やエコー検査などの受診動作はもちろんのこと、飼育場の移動や手から餌を食べることも、人間が介入しています。
「人間の都合」と「動物の都合」はなかなか合致しません。
両者にとって都合が良くなるための橋渡しになり得るのが、僕たちが毎日積み重ねているトレーニングの時間です。
体がひときわ大きなセイウチたちなので、ヒトにも動物にも危険が無いようにするのが重要なポイントです。
野生下では分からないことが飼育下では分かったりします。逆も然りですが。
トレーニングはあくまで1つの手段ですが、その恩恵を受けて長期飼育や繁殖につなげていくことも可能です。
種によって「トレーニングのやりやすさ」みたいなものも感じますが、一番難しいのは人間のトレーニングです。←自戒を込めて。
【飼育研究部 ともちゃん】