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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

「草を得た魚」

「草を得た魚」

海底に広がる草原。

太陽の光を浴びて優しく揺れる緑の中を、自由気ままに暮らす生きもの。

想像しただけで素敵な光景が浮かびます。

 

へんな生きもの研究所にある「アマモ水槽」ではそんな光景の再現に努めています。

先日、多くの方々のお力添えにより、数十株のアマモを入手することができましたので、早速水槽の方へ植え付けを行いました。この水槽には定期的に新たなアマモを植え付けるのですが、その作業中は幼い頃に体験した田植えを思い出します。終わってみれば80株近く植えていました。腰の疲れも田植えやん、、。

そしてこれを機に水槽のLEDライトも新しいものへ変更(知る人ぞ知るAMATERAS様です)。

光に照らされ、緑が映えます。イトマキヒトデも万歳してる。(笑)

どことなく生きものたちも瑞々しさが増したように感じます。

「ナベカ」

「カズナギ」

「ダイナンギンポ」

まさに、「草を得た魚」ですね。

 

私はこの光景が大好きなのですが、水槽内で状態の良いアマモを維持・成長させるのは意外に難しいんです、、

なので皆さんがこの水槽を観た時に少しでも癒しを与えられるよう、努緑いたします。

 

【飼育研究部 ろっきー】

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