外部サイト移動へのご注意

予約・購入サイト「Webket」に移動します。
よろしいですか?
いいえ

鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

セイウチの嗅覚に関する一考察。

セイウチの嗅覚に関する一考察。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

セイウチの鼻は開けたり閉めたりが自由にできる構造になっています。

鼻が閉じてます。
鼻が開いてます。

基本的に鼻の穴は閉じていることが多く、開ける時はどんな時かというと「(水中にいて)呼吸する時」と「においを確認する時」に大別されます。

僕たち人間の鼻の穴はずっと開いていますが、もし、開け閉めが自由自在にできる人がいたら教えて下さいm(__)m

 

「匂い」に関しては他の鰭脚類に比べると少し敏感という程度でしょうか?

ある程度は匂いの変化に反応するとは思いますが「彼らの生活に欠かせないモノ」という感じはしません。

自然界で餌を探す時は水中なので、匂いまではわからないと思います。

野生のお母さんセイウチはたくさんいる子セイウチの中から、自分の子を探さないといけませんが、その時に嗅覚を使っているという記述も見た事がありません。

 

セイウチは漢字表記で「海象」と書きます。

ゾウは日常生活で嗅覚を巧みに使っていますけど、セイウチ(海象)はそこまで依存していないようです。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

Share