今回はいつも以上に共感が得られにくいネタかもしれません(笑)
私は南のリゾート地で朝日を浴びながら食事をする空気感が好きですが、当館のエントランスホールにあるサンゴ水槽にもそんな雰囲気を少し感じられる瞬間が訪れます。
それも今の季節限定で、朝の7:00頃の数分間だけ。
このサンゴ水槽がある場所は完全室内なので、普段は太陽光が差し込むことはありません。でも、今の季節だけは、朝の窓から長く伸びた朝日が水槽に差し込むのです。
もう、これは宿直の朝にしか見ることはできません。
こんな水槽を見ると、何だか急に南の海辺に来たような清々しさを感じるから(私だけ!?)不思議です。
そして、その後5分程で光は差し込まなくなり…
直ぐに電気照明が点き始めます。
タイマーの関係で白色LEDが少し早く点灯してから青色LEDとメタルハライドランプが点灯。
これがいつも皆さんがご覧になる照明ですね。
一瞬の朝日に照らされたサンゴは地味ですが、ナチュラルで、まだまだ寝ぼけた魚達の泳ぐ姿も見る事ができるので、私は好きです。
【飼育研究部 森滝丈也】