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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

オオグソクムシ入館しました

みんな大好きオオグソクムシ!私も好きですYo!

もちろん苦手な人も一定数いるでしょうから、まぁ、好きの押し売りということでご容赦ください(笑)

さて、先日、オオグソクムシ5匹を購入したのですが、届いた個体を見ると…何と!

3匹は覆卵葉が伸びたメスでした。これはちょっと珍しい。

グソラーである皆さんは、すでにご存知でしょうが、オオグソクムシのメスは交尾後脱皮すると第1~5歩脚の付け根にある覆卵葉が伸びます。それが重なり合って保育嚢が作られ、卵(と孵化した幼生)はこの中で保護されるのです。

今回の新入り3匹の保育嚢は空っぽだったので、どうやら直前まで卵(幼生)を保育していたようですね。

ちなみに、私はこれまでの経験から、オオグソクムシは初夏に交尾・産卵して、翌年の夏に幼生が孵化するのではないかと推測しています。

でも、まだまだ情報不足。なので、この件に関して何かご存知の方がいればタレコミお待ちしています(笑)

あと、ダイオウグソクムシもそうですが、オオグソクムシはメスの方が強く丸まるような気がしますね。くいっ

【飼育研究部 森滝丈也】

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