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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

サンゴ水槽のメンテナンス

新型コロナウイルス対応の休館中に、集中的にサンゴ水槽のメンテナンスをすることにしました。

ここ数年、スズナリイソギンチャクという悪さをする小さなイソギンチャクが水槽内に大繁殖していて、対応に苦慮していたのです。

ナメクジ退治のように食塩を振りかけたり、吸い取ったりして駆除しますが、作業後どうしても水が濁ってしまうので、営業時間中にガッツリと作業するのがなかなか難しかったのです。

そこで、今回の休館期間を利用して、大掃除に取り組むことにしたのです。時間を見つけてせっせと潜水掃除。イソギンチャクはだいぶ少なくなった…ような。

実は、このサンゴ水槽が完成して既に16年(2003年12月完成)経過しています。担当者(私ね)と同じくあちらこちら少しづつ劣化しています(笑)

あぁ昔の輝きを取り戻したい!(切実)

過去の水槽の様子を振り返ると…はつらつとした印象の2005年当時。

成熟した雰囲気で、全体のバランスが良い感じの2007年こんな感じ、10年ぐらい若返りたいわ。

で、遠目にはきれいだけど、よく見ると…な2018年

そして、まだまだ頑張ろう!若返りを図る2020年の今の姿。

入館してすぐ目の前にある水槽でもあることですし、これからも頑張って輝きをキープしていきますよ。

【飼育研究部 森滝丈也】

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