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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

閉館後の給餌

鳥羽の街も少しぬくたい気候になって参りました。

(三重弁で「暖かい」を「ぬくたい」と言います。)

花粉症の人は大変でしょうけど頑張ってお過ごしください。

さて、この前はオオミズヘビの紹介をさせてもらいました。

今回はその続編を書かせて頂きます。

オオミズヘビには一体どんな餌を与えているのか?

前回はソコで終了。

覚えていた人は気になって、気になって仕方なかったでしょう?

(むしろ忘れている人が多い気もしますが・・・)

それは、こちらです。

写真に写っている金魚を週に一度オオミズヘビの餌として与えています。

ミズヘビの仲間は動く餌、いわゆる「活き餌」でないと摂餌してくれない傾向があります。

この光景を見て「え!?可哀想・・・」と思ってしまう方もいらっしゃると思います。

それを考慮して、お客様が退館された閉館後に給餌をしています。

ゆっくりと金魚を近づけると…

昼間のジッとしている姿とは一変。カメラにも抑えきれないスピードで餌に喰らいつきます。

その後は、体をうねらせながら、ゆっくりと餌を丸飲みします。

...

この様な話を聞いて、ショックを受けた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これもミズヘビを健やかに飼育するため。

私たち人間も、普段から他の生きもの達の命を頂いて生きているのです。

【飼育研究部 ニッシー】

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