梅雨があけるかとおもいきや雨降りがつづきますね。。
今日は前回にひきつづきペリカンたちのごはんの様子をご紹介しましょう。
ペリカンたちは普段アジを食べています。
さて、どのようにあげているのでしょうか。
もちろん1羽1羽にやさしく手渡し・・・するのではありません!!少しでも早く食べたいペリカンたちはアジと飼育員の手を一緒にクチバシではさみにかかります。ペリカンたちのクチバシは見ての通りとても大きいです。さらによーく見てみるとギザギザしています。このギザギザが野生では魚を獲るときに役立つと思われますが、少しでも手にあたるとケガをしてしまいます。
そこで・・・バケツを高く掲げ、バケツから手を出す瞬間にぽーいとペリカンの口に向かってアジを投げます。
(網越しなのでわかりづらい・・・)
ペリカンたちは大きなクチバシで器用にアジをキャッチして飲み込んでいきます。
次は奥にいるコシベニペリカンたちの番ですが、我先にという勢いで迫るペリカンたちをなんとかバケツで押しとどめながら移動します。
無事にコシベニたちのところへたどりつき、アジをあげることができました。
おなかがふくれるとペリカンたちも落ち着いてくれます。まるで別人ならぬ別ペリカン。↓
なかなかスリリングなペリカンの給餌。ぜひ飼育員たちの奮闘をみにきてくださいね。
【飼育研究部 しんたに】