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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ダイオウグソクムシに付着したエボシガイ

いよいよ夏休みが始まりますね。

夏休みは鳥羽水族館はザリガニ一色に染まりますが、相変わらずな私の飼育日記…。

いつものようにこんなネタ。

 

現在、水族館で飼育中のダイオウグソクムシは全部で9個体、そのうち№19と№20は体が小さな幼若個体なので、今も予備水槽で飼育しています。

体長は16㎝ほどしかありません。

こちらは№19(♂)

去年の9月に入館していたのですが、最近初めて気が付いたことがあります。

それは腹肢にエボシガイが付着していたこと。

前にも書き込みましたが、私はエボシガイが好きなので、気が付いたときはちょっと興奮!

以前、飼育日記でも紹介しましたが https://aquarium.co.jp/diary/archives/1917 ダイオウグソクムシにはウスエボシの仲間のOctolasmis dawsoniが付着することが知られています。

おそらくこのエボシも本種だと思われます。

高さ5㎜ほどもあり、今まで確認した中でも大きくて立派な個体。

うわ!萌えるわ…

もっとも、ダイオウグソクムシ№19のサイズが小さいので相対的に大きく感じるだけかも知れませんが(笑)

Octolasmis dawsoniは深海性のエボシガイです。

おそらくダイオウグソクムシは頻繁に脱皮をすることがないので、付着物の少ない深海では恰好の付着相手なのかもしれません。

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