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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

深海生物いろいろ入館しました

昨日、三重県の深海底引き網漁船に乗せていただき、水深300m付近で深海生物を採集してきました。

そのうちのいくつかはさっそくへんな生きもの研究所で展示開始。

 

まずはこちら。

深海性のウニの仲間、オトメガゼです。

色合いが乙女っぽい?

続いて、深海のヤギの仲間ツクシヤギと一緒にとれたコシオリエビ。シンカイコシオリエビの仲間でしょうか?

透明感のあるなかなかの美種。

お次は森のキノコ…ではなく、ウミテングタケの仲間。

ウミサボテンなどと同じグループ。まだポリプは開いていません。

そして、水深300mからやってきたヒモムシの仲間…個人的には好きですよ、こういうの。

以上、新入り5種はシロウニ水槽に同居しています。

そして、ヨロイウミグモ水槽に収容したのは、チマキボラ。

なかなかの美貝です。生きているうちは貝殻が紫がかっているのだと貝の販売担当者から聞きました。

そして、昨日の採集ではないのですが、同じ船で採れたコウテイウニ!

個人的に好きなウニの仲間です。残念ながらこの個体は既に死んでいたのですが…

棘に深海フジツボ類、ハナカゴの仲間が付着していました。

この仲間は浅海には生息しないので、私は見るのは初めてです。

生きていれば良いのですが…

 

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