2週間前に書き込んだ、オニオコゼの体表に付着したヒドロ虫ネタの続きです。
魚の体表上に付着して増えるヒドロ虫は少数派で、日本国内では5種類が知られているだけ。
その中で、オニオコゼの体表に付着するヒドロ虫の報告はなかった…ような気がするので、観察を続けるために現在シャーレに取り分けて育てています。
本日、久しぶりにシャーレをのぞいてみると…
体表から取り外したポリプから新しく茎が伸びてシャーレに活着していました。
いい感じ。
あれ?よく見ると、クラゲが数個遊離しているじゃないですか。
種類はよくわかりませんが、かなり長い触手を2本持つクラゲがピコピコ泳いでいます。
カワイイっすねぇ(笑)
きちんと調べなければいけませんが、ダルマオコゼに付着するヒメサカナヤドリヒドラStylactaria piscicola や、ヤセオコゼなどに付着するサカナウミヒドラPodocoryna minoi とは違う種類のような…
とりあえず、2本の長い触手が目立ちます。
クラゲの大きさは幅が1mm程度です。しばらく飼育して観察を続けていきます。
追伸)ダイオウグソクムシ№9のニュースに関してたくさんのメールをいただき、彼らが多くの方々に愛されている存在だとあらためて強く実感しました。
本当にありがとうございました。