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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

○○○ムシを釣った飼育員

さて、新種を釣るシリーズ第3弾です。

釣ったメバルをワクワクしながら捌きます。

胃の中にコリっとした何かがあります。

こりゃ何か入ってる♪

でも細くないからヘラムシじゃないような。

うりゃ、出てこい!そして・・・

これは・・・

体長は1.3cm 。顕微鏡で見てみました。

この背中。

そして顔を拝んでみると・・・

ぐ、グソクムシか!?

っとここで冷静に。図鑑で調べてみました。

この生物はどうやら等脚目のコツブムシ科に属する種のようです。

残念ながら?グソクムシではありません。

ま、等脚目ですのでグソクムシと同じグループです。

腹側を見てみると・・・

うひゃー!やっぱりこの仲間はインパクトありますね。

実はコツブムシ科には亜科があります。

・シオムシ亜科・コツブムシ亜科・ウミセミ亜科

第4,5腹肢に着目をすべきとのことなので、

ちょいとアップ。

第4、5腹肢に横向きのシワを欠く。→シオムシ亜科

内肢のみにシワがある。→コツブムシ亜科

内、外肢ともにシワがある。→ウミセミ亜科

などで判断するらしいです。が、うーーん。

僕ではここまでが限界でした。ちゅうぶらりんですみません(笑)

ちなみに図鑑のスケッチでは『ヨツバコツブムシ』に似ていました。

今後、種が同定出来ましたら、こちらの飼育日記で報告します。

もしかしたら新種かも!?笑

 

さて、以上で新種を釣るシリーズ終了です。

メバルの胃内容物がいかに魅力的か伝わったでしょうか?

僕は年中調査(釣り)してますので、また面白いものが出てきましたらアップします~

 

 

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