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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

底引き網で採れたタコが入館しました

ツイートでも紹介しましたが、深海底引き網で捕獲されたタコが2種類、入館しました。

どちらも体長20㎝ほど、ヒトの手のひらぐらいの大きさですね。

 

タコの仲間は腕の長さ、吸盤の数や配列、傘膜の大きさ等で種類を見極めるようですが、体が柔らかくクネクネ動き回るので、

生きているうちは体の計測もままならず、確実な同定はなかなか難しい…

 

このタコは第1腕が長く、赤みが強い体色、頭や胴あたりに細かな肉疣があるのが特徴のようです。マツバダコOctopus sasakiiでしょうか。

そして第一印象は…とにかく落ち着きがなく逃げ足が早い(笑)

全くじっとしていません。

ニョロニョロとガラス容器からすぐに逃げ出す。

大概のタコはそんな傾向はあるのですが、特にニョロった印象。

種の特徴の一つである、目の周囲の乳頭状突起を確認するのに指先で押さえつけなければいけないほどでした。

一方、こちらのタコは…

種類がわかりません。皮膚の質感はスナダコに似ていますが、肉質がもう少し柔らかな印象で透明感もある。

スナダコの特徴である目の周りの模様もないし、たぶん違う種類でしょう。

撮影は少し明るい場所でおこなったのですが虹彩が閉じられて不思議な目つき。

色も薄い緑でマダコやスナダコとは目つきが異なるように感じます。

深海のタコなのでしょうか。

面白いことに、このタコは最初に紹介したタコとは性質が違ってガラス容器の中でもじっとしていました。

全く逃げ出すことはありません。

そして、結構こちらの様子をうかがっているようで、カメラを持つ人の動きに合わせて視線を動かして(カメラの方を向く)いたんですよ。

この動き、他の種類ではあまり感じたことが無かったので印象に残りました。

このタコに特有の行動かどうかはわかりませんが(笑)

 

鳥羽水族館、何気にイカ・タコ(頭足類)の種類が多いですね。

オウムガイも2種類いますしね。

※後日判明しました。2種目のタコはイッカクダコ Scaeurgus sp.aff.patagiatus のようです。

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