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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

どちらの乙女が成長するか?

前回の飼育日記で、エントランスホールにあるサンゴ水槽(E4c水槽)の照明を高輝度のメタルハライドランプ(1000w)16基からメタルハライド5基+消費電力量が少ないLED照明の「カクテル照明」に変更したとお伝えしました。

この水槽では、今、確かにミドリイシ属サンゴの成長が著しいですが、ひとまず、これはLED照明と言うよりもメタルハライドランプの電球を数年ぶりに新替えした結果のような気がします。

ただ、LED照明が従来のメタハライドに相当する能力があるなら、今後、全ての照明をエコなLED照明に変えることができるかも知れません。

そこで、検証実験をすることにしました。

実は、サンゴを展示している水槽はもうひとつあるのですが(E3a水槽)、こちらの照明はすべてLEDなのです。

この水槽では比較的弱い光でも育つサンゴを飼育しています。ちなみにミドリイシ属サンゴは強い光が必要です。

この水槽にオトメミドイリシをひとつ導入して、今後の成長過程を観察していくことにしました。

エントランスホールのサンゴ水槽にも同じオトメミドリイシを導入したので↓↓双方の水槽の成長を比較していきたいと思います。

【飼育研究部 森滝丈也】

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