外部サイト移動へのご注意

予約・購入サイト「Webket」に移動します。
よろしいですか?
いいえ

鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

青い睡蓮が咲きました

以前の飼育日記にも書きましたが、夏に植えた「青い睡蓮」が開花しました。

睡蓮と言えば、印象派の画家・オスカル=クロード・モネ(Oscar-Claude Monet)の睡蓮の作品群が有名です。

モネは1890年にジヴェルニーの土地を購入してから、庭に池を作り、そこに咲く睡蓮の絵を多く描き残しましたが、当時は熱帯睡蓮の存在は知られておらず、生涯「青い睡蓮」を夢見続けたそうです。

残念ながら、モネの生存期間中に青い睡蓮が発見されることはありませんでしたが、没後、アフリカ大陸で青い睡蓮が発見されました。

このため、この青い睡蓮は別名「モネの青い睡蓮」とも呼ばれています。

現在では、青い睡蓮はさまざまな品種が作出されていますが、今回、鳥羽水族館で開花したのは原種のコロラータ(Nymphaea colorata)です。

本種は、タンザニア原産で、一般的な温帯睡蓮が午前中に開花するのに対し、昼から夕方にかけて開花するのが特徴です。

睡蓮の種類と育て方

一つの花は2~3日しか咲きませんが、次の花芽も出てきているので、しばらくはその神秘的な姿が楽しめそうです。

場所は、日本の川ゾーン亜熱帯コーナーのタイワンキンギョ水槽です。

かみおか

Share