熊野灘の漸深海帯から不明種がいくつか見つかっていることもあり、最近、ヨコエビの魅力にはまりつつあります(笑)
今日も新たなヨコエビを見つけましたよ。
熊野灘の水深170-220mで採集したサボテンボヤをへんな生きもの研究所のアパート水槽で飼育しているのですが、1ヶ月前には何もなかったサボテンボヤの根元(底砂のあたり)に、ヨコエビの巣のようなものができていることに初めて気がつきました。(マルで囲った部分)
よく見るとヨコエビが複数個体がいます。眼が退化的ですね。おそらくこれも熊野灘の漸深海帯で(気付かずに)採集したヨコエビだと思われます。
観察しやすい場所なので、ヨコエビの行動観察も可能かもしれません。しばらく様子を見て、種類を調べてみたいと思います。すんなりと特定できるでしょうか…
【飼育研究部 森滝丈也】